業種:メーカー
規模:20億円規模 15名
相談者:経営者
能力不足を理由として従業員を解雇した際に、解雇無効を理由とする従業員の地位確認と残業代請求、さらには付加金(罰金)を請求する内容証明が届いたとのことで、ご相談いただきました。
まずは相手方の内容証明に対して書面での反論を行いつつ、和解も視野に入れた交渉を行いました。
しかし、任意交渉の段階では和解の目途はたたなかったため、相手方が労働審判を申立てました。相談企業は顧問先だったので、日頃から従業員の能力不足を指摘する内容や指摘内容の残し方、会社側が能力不足解消のために講ずべき措置についてアドバイスをしていたことから、従業員の能力不足及びこれを解消すべく会社が措置を講じていたことに関する証拠を集めることができました。
相手方は、一貫して能力不足による解雇は無効だと主張していましたが、当職らの証拠を踏まえ、裁判官が解雇を無効と考えるのは難しい旨の心証を開示したことにより、最終的には、争うことが困難であった残業代請求部分をベースとして100万円以内で和解することができました。
能力不足による解雇の主張を通すための証拠固めが大きなポイントになりました。
顧問先であったため、予め必要なアドバイスをさせていただくことができ、こちらが有利になる証拠を集めることができました。
顧問として日頃からアドバイスをさせていただくことで、能力不足を理由とする解雇など、通常認められにくい解雇類型であっても、有効に行うことができるような準備を整えることができます。
約1年間
問題社員(モンスター社員)への対応にお困りの経営者様へ
従業員を解雇したい
執筆者:弁護士法人フォーカスクライド
中小企業の企業法務を中心とした真のリーガルサービスを提供するべく、2016年7月1日に代表弁護士により設立。
「何かあった時だけの弁護士」(守りだけの弁護士)ではなく、「経営パートナーとしての弁護士」(攻めの弁護士)として、予防法務のみならず、戦略法務に注力している。
また、当法人の名称に冠した「フォーカスクライド」とは、「クライアント・デマンド(クライアントの本音や真のニーズ)に常にフォーカスする(焦点を合わせる)。」という意味であり、弁護士が常にクライアントの目線で考え、行動し、クライアントの本音やニーズに焦点を合わせ続けることを意識して、真のリーガルサービスを提供している。
なお、現在では、資産税に特化した税理士法人フォーカスクライドと、M&A及び人事コンサルティングに特化した株式会社FCDアドバイザリーとともに、グループ経営を行っている。