梅田 篤志
私の祖父は生前に会社を経営しておりましたが、私が小学校6年生の時に他界しました。その際に、複雑な相続の問題を解決してくれたのが、相続業務を得意とする『税理士さん』でした。母に連れられ、『税理士さん』との打ち合わせに同席していたこともあり、子どもながらに、本当に寄り添って親身になって母や祖母の不安を解決してくれたことを今でも記憶しております。(この経験があるからこそ現在、資産税分野の税理士として仕事をさせていただいているのかなと思っています。)
その後、ふとしたきっかけで高校2年の冬に、父親と一緒に簿記学校の夜間コースに通うことになり、当時、自分でも不思議ながら簿記に没頭してしまい。高校3年の夏に日商簿記検定1級を取得しました。
せっかくなので簿記の知識を生かした大学選びやその先の仕事は何処だろう、どういう職業だろうと考えているときに、小学校の経験が頭に蘇り、あの頃の『税理士さん』のようになりたいと思い、税理士試験に挑むことになり、今に至ります。
やはり、税理士は申告書作成や税務代理などを行うだけでなく、お客様の心情に寄り添いコミュニケーションをとりながら、一緒に解決策を模索していくことが一番必要な力だと考えております。そのためには的確な知識や豊富な経験を持ち合わせ、そしてお客様に寄り添うことができる心が必須と感じております。
フォーカスクライドグループの一員として、初心を忘れずに、常に向上心をもち、お客様にとっての最適解を導けるように日々邁進しております。
髙橋 大貴
私の人生の中で初めて「税理士」の存在を強く感じたのは銀行に入行して1年が経とうとしているときでした。
当時はリーマンショックの影響が経済に大きな影を落としており、私が担当していた融資先のお客様が倒産するという大きな決断をしました。当然、銀行員の私は何とか融資を回収する手立てがないのかと上司と相談して、新入行員の無い知恵を絞りお客様に様々な提案を行いましたが、提案の甲斐なく社長は会社の解散を決断してしまいました。
その会社の解散を決断させたのは他でもない「税理士」でした。詳細はここではお伝え出来ないですが、税理士の説明は、会計や税金などの数値に現れてくる合理的な根拠に基づいた、そこで働く従業員や社長の生活を第一に考えたものでした。
一方の私はというと、お客様よりも銀行の立場を優先した考えばかりに目が向いていたことに強い恥ずかしさを覚えました。当然、税理士にとってもお客様の解散は自らの仕事を失うことになるにも関わらず、如何にお客様の目線で考えた提案だったかと思うと本当に頭の下がる思いでした。
銀行員がこのような考えで日々の仕事に向き合っているとは言いませんが、少なくとも私にとっては、お客様と同じ目線で確かな知識に基づき大きな意思決定に導いた税理士に強い憧れを抱き、私もこのような「税理士」になりたいという想いからこの道に踏み出すことを決断しました。