弁護士(シニアアソシエイト)
(東京オフィス)
1989年生まれ、東京都出身
2011年に東京大学を卒業
その後、2013年に東京大学大学院法務研究科を修了し、同年に司法試験に合格(第67期)。
TMI総合法律事務所にて、M&A、組織再編、ベンチャー支援(発行体側、投資家側)、事業承継等の案件に従事するとともに、 2017年から2年間、経済産業省中小企業庁事業環境部財務課に出向し(課長補佐)、下記の事業承継関連施策の立案・執行等を担当。
平成30年中小企業等経営強化法改正 / 令和元年経営承継円滑化法改正
平成30年事業承継税制改正(特例事業承継税制の創設)
事業承継補助金 / プッシュ型事業承継支援高度化事業
その後、2020年に東京双和法律事務所(現:大江・田中・大宅法律事務所)に移籍し、再生系M&A、事業承継、倒産・事業再生、企業訴訟等の案件に従事。
2022年に弁護士法人フォーカスクライドに加入
(その他の経歴)
2021年4月 中小企業基盤整備機構(全国本部) 事業承継・再生支援部 事業承継支援課 中小企業アドバイザー
私が法律家を目指したわけとは…
私が法律家を目指した理由を聞かれた際にいつも話すのは、私が小学生のころのある記憶です。
小学校の教室では、プリントを配布する際、教室前方の教卓の上にクラス全員分のプリントを乗せ、一人一枚ずつとっていく、という方法がとられることがあると思います。
私が覚えている光景の中では、ある時、そのようにプリントが配られた際、クラスのみんながわっと教卓に集まってしまって、なかなかスムーズに全員にプリントが行きわたらない、という状況が生じていました。私の記憶にあるのは、それを私が教室後方から眺めている、という状況です。私は、なんだか納得がいかない、適切でないような気持ちでそれを見ていたように思います。
その後中学、高校と進学し、さらに大学で法学を学ぶにつれて、“世の中の人たち自身にとって、ルールを守ったほうがメリットがより大きい場面がある”ということをより明確に考え、感じるようになりました。(ルールというのは、他人から押し付けられ、自分の利益を犠牲にして守ることを道徳的、倫理的に命じられる窮屈なもの、というイメージが強いと思いますが、そうではない場面もたくさんある、ということを学んでいきました。)
そして、私自身がルールの担い手となり、世の中の人々がもっと円滑に、納得して生活を送ることができるよう貢献したい、と思ったことが、私が法律家を志した理由です。
執筆活動
『一問一答 金融機関のための事業承継の手引き』
経済法令研究会(2018年・一部執筆担当)
「金融機関の事業承継支援と国の施策の活用」
銀行法務21 第62巻第3号(2018年3月)
「中小企業の事業承継支援策と弁護士の役割」
自由と正義 第70巻第9号(2019年7月)
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