弁護士等紹介

Profile

弁護士(ジュニアアソシエイト)

波多野 太一Taichi Hatano

(大阪オフィス)

1995年生まれ、滋賀県出身。
2018年に神戸大学法学部を卒業。
その後、2021年に神戸大学法科大学院を修了後、同年に司法試験に合格。
2022年12月弁護士法人フォーカスクライドに加入。

波多野 太一

私が法律家を目指したわけとは…

私が法律家を目指したきっかけは、高校時代にスポーツエージェントという職業の存在を知ったことにあります。スポーツエージェントとは、スポーツ選手に代わってチームとの契約や移籍の交渉を行う代理人を指します。

スポーツエージェントに興味を持った理由は、私が幼少期から野球、サッカー、バスケットボール、テニス、アメリカンフットボール、水泳等、多くのスポーツに触れて育ってきたからでした。将来はスポーツに携わる仕事がしたいという漠然とした思いがあり、スポーツに関する知識や経験の豊富さと、探求心が活かせるのではないかと思いました。

大学時代には、神戸大学アメリカンフットボール部に所属し、選手として4年間を過ごしました。身も心も大きく成長することができた4年間でしたが、3年生の時に、チームはそれまで21年間守り抜いてきた関西アメリカンフットボール1部リーグから2部リーグに降格してしまいました。それに伴い、契約していたプロのコーチ陣のほとんどがチームを去り、神戸大学アメリカンフットボール部は学生のみでチームを運営する学生主体のチームに生まれ変わりました。

チームの改革は奏功し、私自身も含め部員一人一人が自分のやるべきことを考え、主体的に行動し、結果としてチームは1年間で1部リーグに復帰することができました。このような経験から、チームの体制や環境がスポーツ選手に与える影響の大きさを、身をもって体感し、プロとして活動できる期間が決して長くないプロスポーツ選手にとっては、その影響は一層大きなものになると思いました。そこで私は、自分が弁護士として、契約や移籍という重大な局面に直面するプロスポーツ選手に寄り添い、手助けをしたいと思うようになりました。

このようなきっかけで弁護士を目指した私ですが、法科大学院での活動や就職活動を踏まえ、私は、スポーツの場面に限らず、ビジネスや日常生活における重要な局面で困難に直面している人に寄り添い、問題を解決する手助けをしたいという思いが根幹にあることに気付きました。

「お客様にとことん寄り添い、些細な悩みや心配事であっても共有し、お客様と共に困難に立ち向かい、そして最後には問題を解決し共に笑い合う」、そのような弁護士になれるよう、日々精進してまいります。

pegetop