弁護士等紹介

Profile

弁護士(シニアアソシエイト)

新留 治Osamu Niidome

(大阪オフィス)

1989年生まれ、大阪府出身。
2013年に神戸大学法学部を卒業。
その後、2015年に神戸大学法科大学院を修了した後、同年に司法試験に合格。
弁護士法人マーキュリー・ジェネラルにて、個人案件から上場企業間のM&A、法人破産、顧問先企業の日常的な相談業務に至るまで幅広い案件を担当。
2021年3月弁護士法人フォーカスクライドに加入。

新留 治

私が法律家を目指したわけとは…

私は自身の進路に悩んでいた高校生の頃、父の知人の弁護士の方と1対1でお話しする機会をいただきました。その弁護士の先生は、「弁護士とは、ただ法廷で依頼者の言うことを声高に主張するのではなく、ときには依頼者と相手方との間に第三者的な立場に立って、紛争を鎮静化したり、紛争化するのを予防したりすることも大事な仕事の一つですよ。」と教えてくださいました。元来、喧嘩や争いを好まない性格だった私は、紛争を予防化することもできる弁護士という仕事に興味をもち、弁護士を目指すべく法学部に進学することを決めました。

法律の勉強を進めるうちに、法律の役割は、単にある行為を禁止したり強制したりすることではなく、その意味や定められた経緯を踏まえて、条文を解釈し、可能な限りできることとできないことを線引きすることにあると理解しました。そして、その線引きのための解釈にも、必ずしも絶対的な正解があるわけではなく、時代によって、状況によって、人によって異なります。ここに、法律の難しさがある一方で、ある種の「自由さ」もあり、私は、この法律の「自由さ」をもって、人を助けられるような弁護士になりたいと思うようになりました。

実際に弁護士として仕事を始めてから、法律自体や条文の解釈が依頼者の方々にとって、有利に働く場面もあれば、不利に働く場面もあり、さらには一概に有利とも不利とも言い難い場面まであると分かりました。私は、たとえ有利な場面でも驕ることなく不利となるリスクがないかを考え、不利な場面でも常に有利となる事情が何かないかを模索することで、依頼者の方々にご満足いただけるよう、あらゆる方策をご提案させていただきます。

「これは法律の問題かなぁ」「これはさすがに認められないんじゃないかなぁ」と思われることでも、まずは一度ご相談ください。

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