弁護士等紹介

Profile

弁護士(パートナー)

金井 周一郎Shuichiro Kanai

(大阪オフィス)

1984年生まれ、兵庫県出身。
2003年姫路西高校を卒業し、2007年東北大学法学部を卒業。
2009年に大阪大学法科大学院を卒業し、2010年に司法試験に合格。
春名・田中・細川法律事務所での執務を経て、2019年7月に弁護士法人フォーカスクライドにパートナーとして加入。
主に保険金請求に関する事案を多数取り扱い、保険法分野を専門とする。

金井 周一郎

私が法律家を目指したわけとは…

私は、中学生のとき、神戸で起きた児童連続殺傷事件の犯人が自分と1つしか年齢が変わらなかったことから、「なぜ、自分と1つしか年齢が変わらない少年が、このような犯行を行ったのだろうか。」という疑問が生じ、少年事件に関心を抱くこととなりました。

そして、高校生のとき、弁護士である大平光代先生の「だから、あなたも生きぬいて」という本を読み、非常に感動するとともに、少年には環境要因が非常に重要であり、環境調整に関わることが出来る弁護士を目指そうと考えました。

大学では、少年法のゼミにおいて、少年院、児童相談所等の訪問だけでなく、家庭裁判所の裁判官、検察官、少年事件を扱っている弁護士の方との面会、また、県警の方と協力した少年補導ボランティアへの参加という様々な経験が出来ました。

そのような経験を経て、やはり、弁護士という仕事が、少年事件において最初から最後まで関わることが出来、やりがいのある仕事だと実感しました。

現在、実際に少年事件をしていますが、少年は、様々な悩み、問題を抱えています。心掛けていることは、少年から、じっくりと話を聞いた上で、時には少年の親と、時には学校の先生と、時には少年の職場の方と、少年の更生のためにどのような環境を整えることが一番かを議論して考え、実際に環境調整を行うこととなります。

私としては、少年に、自らのことを考え、心配してくれる大人がいることを、少しでも実感してくれれば嬉しいと思い、日々、行動しています。

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