弁護士等紹介

Profile

弁護士(パートナー)

伊藤 良太Ryota Ito

(東京オフィス)

1984年生まれ、岐阜県出身
2007年に早稲田大学法学部を卒業。
その後、2010年に早稲田大学大学院法務研究科を修了し、同年に司法試験に合格(新第64期)。
ヴァスコ・ダ・ガマ法律会計事務所にて、ベンチャー企業法務、契約・M&A・事業承継案件等に従事した後、 2015年に経済産業省中小企業庁事業環境部財務課に採用され(課長補佐)、下記の事業承継関連施策の立案・執行等を担当。
平成27年経営承継円滑化法改正 / 平成28年事業承継ガイドライン(案文執筆)
平成29年度税制改正(事業承継税制) / 事業承継補助金 / 事業承継ネットワーク構築事業
その後、2017年にベイス法律事務所を設立(第二東京弁護士会所属)。
2019年に弁護士法人フォーカスクライドにパートナー弁護士として加入

(その他の経歴)

2019年11月 東京商工会議所 事業承継対策委員会 学識委員
2020年5月  東京商工会議所 事業承継の実態調査事業ワーキンググループ 委員

伊藤 良太

私が法律家を目指したわけとは…

私は、何かドラマチックな経験から弁護士を志したわけではありません。

両親から、手に職を付けるよう諭されたことや、ご近所に皆から尊敬される弁護士がいたこともあるでしょうが、町工場を経営する両親のもとで育ち、会社に就職して働くことのイメージが持てなかったことも影響したのでしょう。今思えば、野球部のキャプテンや生徒会長をするような天邪鬼な青年でしたので、弁護士という職業の持つ敷居の高さに、魅力を見出していたのだと思います。

このように、志した理由自体は乏しいのですが、幸いなことに、その後の多くの経験を経て、そのぼんやりとした憧れは、明確な志となってゆきました。例えば、ロースクールの教授陣、特に実務家教員として招聘された弁護士たちの、弁護士業のやりがいを熱く語る表情。講演で聞いた、谷口太規弁護士の、「医師は流れる血を止めるが、弁護士は血が流れないようにする仕事」という言葉。奈良での修習中、指導担当だった高野嘉雄弁護士(故人)の、「更生に資する弁護」という信念に貫かれた圧倒的な弁護活動。

私自身は、彼らのように確固たる信念を持つに至ってはいませんが、これまでの素晴らしい出会いが、今の私を形作っています。これからも、目の前のお客様や案件と丁寧に向き合い、将来の自分の姿を楽しみにしながら、歩んでゆきたいと思います。

執筆活動

執筆活動

  • ダイヤモンド社
    「ダイヤモンドセレクト」
    2017年11月号

    中小企業が半減の危機で国が乗り出す「承継」意識改革(コメント)

    ダイヤモンド社<br />
「ダイヤモンドセレクト」<br />
2017年11月号

  • 株式会社日税ビジネスサービス
    「日税ジャーナル」

    事業承継税制改正の要点~平成30年度与党税制改正大綱より~

    株式会社日税ビジネスサービス<br />
「日税ジャーナル」

  • 公益社団法人日本税務研究センター
    「税研」vol.33

    「事業承継ガイドライン」策定の背景と概要 【共著】

    公益社団法人日本税務研究センター<br />
「税研」vol.33

  • 経済法令研究会「銀行法務21」No811
    2017年3月号

    事業承継ガイドラインの概要と金融機関に期待される役割

    経済法令研究会「銀行法務21」No811<br />
2017年3月号

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